自宅断食の方法とおすすめアイテム

断食道場に行きたいけどお金が…、という人は多いでしょう。断食道場は実際、1日あたり1万円から2万円が相場ですから、これは普通の人にとってはかなりの出費と言えるでしょう。また、お金の面では問題なかったとしても、特に長期間の断食をしようとすると、仕事の休みを取れないという方も結構いるでしょう。
そのような方々の場合は、やはり自宅で断食をするということになります。セルフ断食ですね。どうしても断食によって健康になりたいという強いモチベーションさえあれば、これは可能です。というより、昔の食べ物のない人たちは、基本的に自宅で断食をしていたわけです（本人の希望に関わらず）。
自宅で断食をする方法はシンプルで、ただ食べないというだけです。問題は、復食。つまり断食を終えて普通の生活に戻る時の食事です。多くの人はここで急に食べ過ぎてしまい、胃腸に急激な負担をかけてしまうので、倒れるということにつながります。断食中に倒れるというより、復食に失敗して倒れるというケースが多いのです。
なぜ一人での復食が失敗しやすいかというと、やはり人間は食べるのを我慢できない、ということにあります。絶食の方は何とか出来るわけです。なぜなら、食べ物を用意していないからです。しかし、復食の時は目の前に食べ物があります。しかも数日断食をした後なので、いつも以上に食欲が高まっています。このような状態で食べることを我慢することは、ほとんどの人には出来ないわけです。
かくて、復食で食べ過ぎるという、よくあるケースが発生します。これによって倒れるとまではいかなくても、数日間の断食の効果を無にしてしまうという人も多くいます。つまり、ダイエットでいうリバウンドと同じことをしてしまうわけです。
これを防ぐには、やはり正しい復食の知識をまず吸収することです。どのような食べ物を、どのくらいの量摂取するべきなのかを調べることです。ここでも書いておくと、少量のヨーグルト、水分の多いおかゆ（特に玄米がゆ）、お味噌汁などが有効です。また、野菜スープや野菜の煮物などもいいでしょう。量を増やすのは徐々にしていき、一気に増やすことは絶対にしないようにします。赤ん坊の離乳食のような感じで作るといいでしょう。
誰か家族にしっかりと管理をしてもらうということも効果的です。家族の協力を得られるような人であれば、ぜひ協力してもらうのがいいでしょう。そうしたら、自宅でも断食道場と同じ効果が得られます。